ライフ2016/7/6 12:02

知らないと損する歯の話(3/4)日本人は歯医者が嫌い?

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写真提供:ライオン株式会社(https://lidea.today/)

みなさんは、歯科医での定期検診を受けていますか。

子どもの頃に健診を受けていた人も、おとなになって遠ざかっているのではないでしょうか。歯周病を予防し、健康な歯を保ち続けるためには、毎日のセルフケアに加えて歯科医の定期検診を受けることが大切だと言われています。

ライオン株式会社が、日本・アメリカ・スウェーデンを対象に行った調査※1で、歯科医の定期検診の受診回数に対する各国の最多回答は、アメリカが「年間2回」、スウェーデンは「年間1回」でした。一方、日本の最多回答は「受けていない」で、全体の57.5%を占めました。日本歯科医師会では、歯科医で年に2回の検診を勧めていますが、歯科医は治療に行く場所で、予防やケアの一環として通う場所だと考えている人はまだ少ないようです。

○直近一年間の歯科医での健診受診回数(SA)

直近一年間の歯科医での健診受診回数(SA)

写真提供:ライオン株式会社(https://lidea.today/)

 

歯科医は好き?嫌い?

写真提供:ライオン株式会社https://lidea.today/

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歯科医へのイメージについても国ごとに差があらわれました。

前出の調査によると、アメリカ・スウェーデンで、歯科医は「好きな人」という回答がベスト3に入ったのに対して、日本では「苦手な人」が3位に入る結果となっています。

もちろん、日本でも予防歯科の考え方が無いわけではありません。予防歯科の必要性についての項目では、アメリカやスウェーデンの約8割には届かないものの、日本も約7割の人が「必要と感じている」と答えています。一方、「予防歯科について取り組んでいますか」という質問に対して、アメリカ・スウェーデンでは、何かしら「取り組んでいる」と答えた人が7割近いのに対して、日本では2割程度にとどまっています。「全く取り組んでいない」と答えた人も2割いました。予防が大切だと分かっていても、なかなか行動に移せないようです。

 

歯科医に通うと、生涯医療費が安く!

2011年に行われた調査結果※2によりますと、歯科医の定期検診を受けてオーラルケアをしていた人は、そうでない人に比べ、歯科に限らず生涯にかかる総医療費が安くなるということが分かりました。

1年間にかかる医療費を年齢ごとに見ていくと、定期検診を受けている方々は、若い間は歯科医へ通う頻度が高いため、一般平均よりも医療費が高い傾向にあります。ところが、49歳を過ぎると一般平均を下回るようになり、その差は年齢を重ねるごとに広がっていきます。65歳を過ぎると、年間にかかる医療費が一般平均よりも15万円も安く済んでいるという驚きの結果が出ています。

調査を実施した機関では、「歯が悪いと食事が偏ったり、歯並びが悪くなったりする。それが糖尿病や肩凝り、骨粗しょう症をまねき、身体全体の健康に影響する」と分析しています。

ついつい面倒に感じてしまう歯科医の定期検診ですが、思い切って足を運んでみてはいかがでしょう。

データ提供:トヨタ関連部品健康保険組合(愛知県豊田市)と豊田加茂歯科医師会の共同調査※3

 

※1.ライオン株式会社 提供「オーラルケアに関する意識調査」https://www.lion.co.jp/ja/company/press/2014/pdf/2014023.pdf
※2.トヨタ関連部品健康保険組合(愛知県豊田市)と豊田加茂歯科医師会の共同調査

※3.35歳以上の組合員52,596人の医療費と受診歴のデータを分析。歯科医院で年2回以上、定期ケアを行っている602人を抽出し、総医療費を調べた。

KW
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